素敵な花言葉・カーネーション

素敵な花言葉 ☆カーネーションの花言葉
カーネーションをご存知ですか。
カーネーションの花言葉を紹介します。



☆☆カーネーションの伝説・エピソード
カーネーションの花言葉は「あなたを熱愛する・情熱・熱烈な愛情」です。カーネーションと言えば、母の日によくプレゼントされる花です。

カーネーションのローマ神話でのエピソードを紹介します。 

ローマの町に、ソニクスと言う美しい娘がいました。彼女は冠作りを職業としていました。彼女はローマの名誉市民を称える冠作りの名人で、とても人気がありました。いつも多くの詩人や画家達の注文を受けて、冠を作ってあげていました。ところがある日を境に、ソニクスは冠を作る事ができなくなってしまいました。ある晩、ソニクスを妬んだ者達が、彼女を暗殺してしまったのです。 ソニクスの死はローマの人々だけでなく、神々もよく知っていました。特に太陽神アポロンは、生前ソニクスが神の祭壇を美しく飾ってくれた事に感謝しており、そのお礼としてソニクスを虹色に輝くカーネーションに変えて、手厚く弔ったと言います。ちなみにカーネーションの名前には「神の花冠」と言う意味が込められています。

カーネーションの3つの花言葉についてですが、これはソニクスに冠を作ってもらっていた人々の、ソニクスに対する気持ちの事を表しているのではないかと思っています。 ソニクスは美しくて、たくさんの人達の注文を受けてちゃんと冠を作ってあげていました。仕事を真面目にやる事は当たり前の事ですが、ソニクスはそれだけではなく、冠を作る事が好きで、それ以上に自分の作った冠を受け取ってくれる人々が大好きだったのでしょう。そして人々は、自分達のために冠を作ってくれるソニクスが大好きだったに違いありません。人々はソニクスに熱愛し、情熱を感じていたに違いありません。そして人々に尽くしてくれるソニクスに、熱烈な愛情を注いでいた事でしょう。ただ、ソニクスは誰にでも好かれると言うわけではありませんでした。彼女を妬む人もいて、ソニクスは自分を妬んでいる人々の憎しみのせいで死んでしまったのです。人気者は、誰にでも好かれているとは限らないのです。
    


☆☆カーネーションの花言葉
母の日の花としておなじみのカーネーション。母の日にカーネーションを贈るのは、アメリカで母の命日に花言葉で「母の愛情」を意味するカーネーションを配ったことが始まりと言われています。 

花言葉・・・母の愛情、愛を信じる、熱愛
キリスト教では、カーネーションは聖母マリアの涙から生まれた花といわれているとか。日保ちがよくパーティや結婚式などに飾る花としても人気が高いようです。地中海沿岸が原産地といわれるナデシコ科の花で、日本には江戸時代の初期に伝わっています。赤いカーネーションは優しいお母さんとお父さんに感謝を込めて――。

中世ヨーロッパでは、ビールやワインの香り付けとして用いられていたカーネーションの香り。 このフローラルでスパイシーな香りが、高ぶった精神の安定にとても効果的です。さらに花姿、花色に心を慰める働きやリラックス効果があり、慣れない仕事や子育てなどでストレスがたまり、気分が落ちこみそうな時にぬくもりと安心感が得られ、元気づけられます。幸せがたくさん訪れ、さらに幸せを呼ぶ花といえるでしょう。ピンク系や白いカーネーションは、ソフトでリラックス効果が高く、疲れからくる関節の痛みや目の充血などを和らげてくれます。リビングルームや長くいる居間などに23本飾って下さい。

赤いカーネーションの花言葉はあなたを熱愛します・愛を信じる。
白いカーネーションの花言葉は私の愛は生きています。
ピンクのカーネーションの花言葉は熱愛・美しい仕種。
濃い赤のカーネーションの花言葉は私の心に悲しみを・欲望。
そしてカーネーション全体の花言葉はあなたを熱愛する・情熱・熱烈な愛情・愛の拒絶・愛を信じる・傷心です。

☆☆カーネーションとは
地中海沿岸から西アジアの原産のため古くから、可憐な花容を愛された。とくにイスラム世界ではバラやチューリップと並んで、愛好された植物である。イスラム教では偶像崇拝が禁止されているため、モスクなどの装飾にはアラベスクという幾何学模様や草花の文様が使用された。

このアラベスクの意匠にカーネーションの花はしばしば使用されている。なおスペイン、モナコ公国、ホンジュラスの国花である。カーネーションが世界的に普及したのは母の日の成立が大きく関わっている。「母の日」に母親に贈呈する花として世界中で愛好されることになった。
17世紀にはイギリスでフローリスト(園芸愛好家)達によって栽培され、オーリキュラやチューリップ等と並びフローリスツ・フラワーの一つとして大きく進展を見た。18世紀を通じて品種が増え、やがて「ショウ・カーネーション」が生まれ、これが19世紀の主流となった。

カーネーションの特徴は花弁の縁の鋸歯がなくなり、花弁の配置を幾何学的な整形に近づけたもので、現代のカーネーションとは異なっている。この時代にはまだバラの改良もそれほど進んでおらず、カーネーション、オーリキュラ、チューリップは時代の先端を行く園芸植物であった。
19世紀中頃になるとフランスでのカーネーションの育種が進み、1840年にダルメイスが「パーペテュアル系」を作出、更に1857年にはやはりフランスで「マルメゾン系」が誕生した。これらが現代の営利用カーネーションに繋がっている。

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